【総力特集Bajirao Mastani】燃えよバジラーオ☆Episode5 戦いの美学

さあ、インド本国ではいよいよ明日封切りです、Bajirao Mastani。ああ、うらやましい。観たいなあ。

予告編(日本語訳はこちら)の最後に、傷ついたマスターニと、マスターニを抱きかかえたバジラーオの会話があります。アンジャリ奇跡的に自力で聞き取れた部分です(嬉しい)。ひらがな歌詞だけでなく、ひらがな会話までやってしまいましょう!

(バジラーオ)
はまれー でぃる えーく さーと だらくて へー、ますたーに
われわれの 心臓は 一緒に 鼓動しているぞ、 マスターニ

(マスターニ)
あれ えーく さーと ろくてー びー へー
ならば、止まるのも 一緒ですわ

なんだかこの会話だけでもウルっときてしまいます。ここはきっと鍵となる場面なので、みなさま覚えておきましょうねっ!

※ ヒンディー語アンジャリレベルの方のために覚書をしておきます。

はまれー(私たちの)でぃる(心臓)えーく さーと(一緒に) だらくてー(鼓動して) へー(いる)
えーく さーと(一緒に) ろくてー(止まる) びー(〜も) へー(です)

え? ネタバレじゃないかって? そんなことはありません!

インド映画には厳然たる「あらすじも結末もわかっている」定番の物語というジャンルがあり、このスタイルの作品が昔からの王道だったりもします。落語とか、歌舞伎みたいなものです。

その、あらすじも結末も観客がみんなわかっているんだぞー、という大前提に基づいて、その物語をどう魅せるか、どう最後まで楽しませるかが、インド映画のキモであり醍醐味だといえるでしょう。よって、このくらいのネタバレはネタバレに入りません。むしろ英語字幕しかないならば登場人物のキャラクターやあらすじは知っておいたほうが楽しめると思います。


豪華絢爛ゴージャス歴史ロマンス大作のBajirao Mastani(「バジラーオとマスターニ」)。本国では12月18日(金)、日本ではそのわずか2日後の12月20日(日)に上映予定です。お申し込みと詳細は、主催Space Box Japanさんの こちらのフォーム からどうぞ。

☆予告編日本語訳はこちら☆

Vol.11 Bajirao Mastani 予告編⭐︎和訳をつけてみた

☆主人公バジラーオの人物像に迫る☆

燃えよバジラーオ☆Episode1 戦を生きる男

燃えよバジラーオ☆Episode2 息子、そして英雄

燃えよバジラーオ☆Episode3 同志よ

燃えよバジラーオ☆Episode4 よき妻

☆あなたも一緒に。歌おう! ひらがな歌詞(ダウンロードできるPDFファイルつき)☆

Deewani Mastani(でぃわーに・ますたーに) ひらがな歌詞

Pinga(ぴんが) ひらがな歌詞


主人公バジラーオの人物像に迫るアニメーション。Episode5はいよいよ最終章です。バジラーオはどのように生き、死んだのか。

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「燃えよバジラーオ☆Episode5 戦いの美学」

* Episode2以降、YouTubeでの本編公開ではなくEros Now内のリンクに飛ぶ仕様になっています。非公式の動画はYouTubeにも挙がっていますが、ここはひとつ公式Eros Now様へのリンクをご紹介させて下さい。上記リンク先で”Watch TV Show”というボタンをクリックすると本編が始まります。


Har Har Mahadev!
偉大なる神よ!

Yuddh agar kalaa hai, to Bajirao the iske sabse bade kalaakaar.
戦争が芸術であるならば、バジラーオは最も優れた芸術家だ。

Bhopal ki jung mein apne se kai guna shaktishaali mohron ko hara kar Bajirao ne apni radniti ka loha manwaya.
ボパールの戦いで自軍よりも数倍も優勢な兵団を破り、自らの戦略の優れたことを証明してみせた。

Unki talwaar ki dhaar ke saamne dushmanon mein mach jaata tha haahaakaar. Woh talwaar, jiska wazan tha 36 kilo.
彼の剣の鋭さの前に、敵陣では阿鼻叫喚が渦巻いた。彼の剣の重さは、実に36キロ。

Bajirao apni fauj ke sath tezi se badhte the, chuunki jung ke maidaan mein unke saath sirf unki talwaar hoti thi.
バジラーオは自軍を率いて素早く進軍した。戦場についたときには彼とともにあるのは自分の剣だけだった。

Jabki unke dushman jung ke liye bhi apne thaath-baat ka samaan saath lekar chalta karte the.
バジラーオの敵は戦場にも贅沢品を持ち込んでいた。

Woh kehte the ki raat ka waqt uparwaale ne sone ke liye nahin, balki isliye diya hai ki dhaal ki tarah uska istemaal karke, hum apne se shaktishaali dushmanon par jeet haasil karein.
「神は、それは夜を休むためではない。盾のように用いて自分よりも強大な敵を打ち破る為に与えたのだ」とバジラーオはいっていた。

Mughal hon ya nizaan, Portguese ya Sidhi, jung ki bisaat ke maahir khilaadi Bajirao ke saamne koi nahin tik paaya.
ムガール王朝であろうとニザーム王国であろうと、ポルトガル軍であろうとシンディ軍であろうと、戦場というゲームの優れたプレーヤー、バジラーオの前にはだれも立ちはだかることはできなかった。

Apni zindagi maatrabhoomi ke naam kar dene wale Bajirao ne apna jeewan yuddh ke maidaan mein bitaaya.
自らの命を母なる大地の名誉に掛けたバジラオは戦場で人生を送った。そして、人生の最期をもそこで終えた。

Aur apni aakhiri saans bhi waheen li. Ghar se dur, apne shivir mein.
故郷から遠くはなれた、自陣にて。

*アンジャリの勢い余った意訳は今回すくなめ(翻訳:Jai Collaborations Private Limited


歴史上実在の人物なので、史実に基づいているとはいえ、やはりこういう生き方なんですね。本編、泣きそうだなあ。

いやだなあ。映画で泣くのかっこわるい……といいつつ、だいたいいつもメイクが流れてパンダ目になっているアンジャリです。ウォータープルーフ決定。

明日はひらがな歌詞、最後の一曲、いってみます! まだまだ粘る!

投稿者: アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)

Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。