【総力特集Bajirao Mastani】Albela Sajan ひらがな歌詞

さてBajirao Mastani、本国では本日封切りです。今日は話題の大作が2作揃って封切り(加えてスターウォーズの新作公開! 客足に影響があるので公開日をずらす要望があったとかなかったとか)ということで、ボリウッド界はここしばらく熾烈なプロモーション客取り合戦で沸いてきました。私の友人一行が両作をハシゴしているようなので、そのレポートが待ち遠しいところです。


豪華絢爛ゴージャス歴史ロマンス大作のBajirao Mastani(「バジラーオとマスターニ」)。本国では12月18日(金)、日本ではそのわずか2日後の12月20日(日)に上映予定です。お申し込みと詳細は、主催Space Box Japanさんの こちらのフォーム からどうぞ。

☆予告編日本語訳はこちら☆

Vol.11 Bajirao Mastani 予告編⭐︎和訳をつけてみた

☆主人公バジラーオの人物像に迫る☆

燃えよバジラーオ☆Episode1 戦を生きる男

燃えよバジラーオ☆Episode2 息子、そして英雄

燃えよバジラーオ☆Episode3 同志よ

燃えよバジラーオ☆Episode4 よき妻

燃えよバジラーオ☆Episode5 戦いの美学

☆あなたも一緒に。歌おう! ひらがな歌詞(ダウンロードできるPDFファイルつき)☆

Deewani Mastani(でぃわーに・ますたーに) ひらがな歌詞

Pinga(ぴんが) ひらがな歌詞


Albela Sajanというこの曲のタイトルを聞いてまず思い出すのは、1999年に公開された”Hum Dil De Chuke Sanam”の同名の挿入歌です。Hum Dil De Chuke SanamはBajirao Mastaniと同じバーンサリ監督の作品で、1994年にミス・ワールドに輝いたアイシュワリヤ・ラーイという絶世の美女を起用し、インド西部の砂漠地帯に近い街と、イタリア(という設定で実はロケ地はプタベスト)を舞台にした美しい物語でした。

日本では2002年に「ミモラ 心のままに」というファン泣かせ(深くは触れまい)のタイトルで公開されたので、この作品でアイシュワリヤの美しさに陥落したファンも多いと思います。

1999年の公開当時、ムンバイの、現在は閉館してイベントスペースになっているアールデコの内装がしっとり美しいLiberty Cinemaという素晴らしい映画館で、私はこの作品を観ました。そのとき一緒に観た人のことなども含め思い出深い作品で、なかでもこの曲はメロディの美しさ、歌い手の技の凄さが際立っていました。

Bajirao Mastaniの華やかな一曲Pingaが2002年の作品Devdasの名ミュージカルシーンを踏襲したものであるように、バーンサリ監督は好んで自身の過去の作品のモチーフを使うので、この曲もその一例といえます。

原曲では、高名な音楽家のもとに古典音楽を学びにきた青年が、音楽家の娘と出会い、お互いに惹かれ合い……という設定です。アイシュワリヤも街の風景もなにもかもが美しく、また、譜面や文献を使わず、グル(師)から口承で学ぶ古典音楽の世界が垣間みられて興味深いミュージカルシーンでした。


今回のBajirao Mastsaniでは、デリーの戦いで劣勢だった友を助け勝利し、(注1)凱旋する主人公バジラーオを迎える妻カーシーバイの心を歌っています。原曲の詞とほぼ同じでありながら一部の言葉だけを変え、メロディを変え、みごとに世界観を転換したところなど、さすがのニクい演出です。

(注1)凱旋は凱旋ですが、劣勢だった友を助けてではありませんでした。どんな凱旋だったかは本編でご確認ください♪ 2015年12月20日訂正加筆

インド古典音楽の(たいへんざっくりした)歌のお約束に、「大事なことは2度繰り返す」というものがあります。詞もメロディも2回繰り返してひとつの単位とすることが多いようです。♪桃太郎が鬼ヶ島へ行った〜、桃太郎が鬼ヶ島へ行った〜、お供は犬と猿とキジ〜、お供は犬と猿とキジ〜♪ というような具合です(この例しか浮かばなかったのがなぜかは華麗にスルーしていただきたく)。この曲はまさにそんなお約束に則っていて、覚えやすいですね。

歌詞もですが、インド映画にも壁ドンがあるのだなあと思わぬ発見をしたミュージカルシーンでもあります。正確には「ドン」してないけど、心情的には充分に「ドン」ですよね。ああ、されたい、この壁ドン&頭から水かけ……。大画面でみたら胸キュンすぎて鼻血が出そうです。「かぐわしい その御体」なんていっているあたりも、女子の心情をよくわかっている詞だなあと。汗だくであろうと泥だらけであろうと、くんくんしたくなりますねってなにをいっているんでしょうね私は。この記述が本サイトの品位を落とさず、また公序良俗に反していないことを切に祈ります。

あるべーら= 素敵な、カッコいい
さーじゃん(さじゃな)= 愛しい人


(※1 はじめ)
あるべーら さじゃな ああよ り
私のすてきな愛しいあの人が やってきたわ

あるべーら さじゃな ああよ り
私のすてきな愛しいあの人が やってきたわ
(※1 終わり)

(※2 はじめ)
もら あてぃ まな すーか ぱあよ り
心がこのうえない喜びに満たされる

もら あてぃ まな すーか ぱあよ り
心がこのうえない喜びに満たされる
(※2 終わり)

※1 繰り返し
※2 繰り返し
※1 繰り返し

ちょうく ぷらあお まんがる がーおー
中庭をきれいに飾って 歓迎の歌を歌って

ちょうく ぷらあお まんがる がーおー
中庭をきれいに飾って 歓迎の歌を歌って

あてぃ まな すーか ぱあよ り
心がこのうえない喜びに満たされる

※2 繰り返し

あんぐ すがんでぃと まぬ あーなんでぃと
かぐわしい その御体 晴れやかな その御心

あんぐ すがんでぃと まぬ あーなんでぃと
かぐわしい その御体 晴れやかな その御心

ちゃふーん おうる らんぐ ばるさあよー
浴びたいわ その色とりどりの 祝福の雨を

ちゃふーん おうる らんぐ ばるさあよー り
浴びたいわ その色とりどりの 祝福の雨を

☆ひらがな歌詞PDFファイルのダウンロードはこちら☆


さあ、日本上映まであと1日を残すところとなりました。明日は最後にドカンと「直前予想! Bajirao Mastani出る単語予想!」でぜひとも聞き取りたい単語のまとめをしますよ!

投稿者: アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)
Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。