女子必見! 新大久保でサリーを買う

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コリアンタウンとして知られている新大久保に、ネパール人経営のインド・ネパールの女性向けの服飾店が開店しました。普段着がインド服なアンジャリ、さっそく突撃!
Rise Pearl Fashion House Japan
新宿区百人町2-220-23
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メインはサリーとレヘンガ
新大久保界隈には現在ネパール料理レストランが30軒以上あり、インド・ネパールの食材を売る店も大小増え続けています。そろそろこんなお店が出てこないかなと思っていたところに、ついに女性向けのファッションを扱うお店の登場です。
商品は、サリー(ブラウスに一枚布を巻きつける衣装)とレヘンガ(ブラウスとセパレートタイプのスカートを合わせる衣装)、宝飾品が中心となっています。よく見るチュニックタイプのサルワール・カミーズ/パンジャビドレスはないようです。【訂正】奥の棚に数は少ないですが、ゴージャス系のパンジャビドレス(チュニックとパンツのセット)があるそうです。サリーやレヘンガよりグッと着やすいので日本人にはこちらがおすすめ。
2017年3月7日現在、開店記念の20%オフセール開催中です。今週末までだそうなので、気になる方は急いでレッツゴー!
お店を切り盛りするのは、冒頭の写真のJyoti(ジョティ)さんとRoshana(ロサナ)さん、美しいネパール女性のふたり。着付けのアドバイスなどもしてくれるそうですよ。
今どきスタイルの品揃え
サリーのブラウスはインドであれば自分の身体にぴったりと合わせて仕立てるのですが、ここでは仕立て済のブラウスをサリーとセットにしています。いずれも縫製している工場はインドとのこと。ブラウスは身体にフィットしないとどうにも格好がつかないので、少しサイズを詰めたり、ゆるめたりということは可能な限り対応してくれるそうです。
日本人女性は華奢なので、特に袖まわりやバストまわりはぴったりするように調整してもらってくださいね。身体からパカパカ浮いた状態でブラウスを着ている人をたまに見かけますが、ひじょうに具合が悪いです。どすこい体型の私はできれば衣服はゆったりしたいところ、サリーのブラウスだけはぴったり仕立てるようインド人マダムから注意されます。
品揃えとしては、メインの顧客層が日本在住のインド・ネパールの女性なためか、今どきのインドの都会の流行スタイルを扱っているという感じです。既存の日本国内の日本人向けの通販サイトや店舗の、少々チープ、あるいは時代遅れなわりに高価な感じが否めなかったラインを考えると、そこそこ見栄えがして手頃な価格設定という画期的なラインアップだと思います。
あちらの女性はサリーや宝飾品は見ればだいたいの価値がわかります。真面目な話をしますと、あまりチープなものを日本人が着るのは、外国人が物珍しさから化繊の浴衣をおかしな具合に着るようなもので、あまりおすすめできません。ここの商品のレベルであれば日本人が着ても違和感がないという意味でもおすすめです。
普段使いができるような簡素なもの、伝統的なもの、地域色のあるものは今のところ置いていません。その手の品物は顧客層を絞れないので、利益が薄くてマーケティングが難しいですしね。
しかし、たとえば結婚式やパーティー、ボリウッドダンスの衣装としては魅力的なものを多数、ひじょうに良心的な値段で出しています。インドでのおおよその値段を知っている私から見てもかなりお得といえます。値段を抑える一方でラインアップを絞ったという感じでしょうか。
今後はお仕立てもできるかも?
また、サリーブラウスそのもののゼロからの仕立てについては、今後、できるように検討しているとのこと。
サリーのブラウスの仕立ては、しっかりした技術を持っていないとなかなか引き受けられないもの。本場のインドですら一介の旅行者の身では、気にいる仕立て屋を見つけるのには苦労します。高価な生地を台なしにされたことも1度や2度ではありません(そのたびに大げんか……)。とりあえずインドでサリーを買ったけれど仕立てる暇がなかったという旅行者はいるはずで、少ないながらもニーズはあると思うので(というか私がほしい)、今後に期待大・大・大! です。
アンジャリ、ブログはじめました
人生に必要な知恵はすべてインドから学んだ -印流楽しいこと案内人、インドで食っていこうと奮闘なう-