南インド映画祭「ルシア」(Lucia) 観てきました!

東京はもう上映がないのですが、大阪のほうではまだ2017年5月12日(金)14:05からの上映があるので書いておきます。

開催は東京は5/11(木)まで、大阪は5/12(金)まで。詳細は公式サイトでご確認ください。
南インド映画祭公式サイトはこちら





ストーリー

大都会バンガロール。シネコン全盛のご時世、時代に取り残されたような映画館で、冴えない座席案内係をするニッキ。野望があるわけでもなく、ただただ大都会に埋もれ、野郎ばかり5人の雑魚寝の生活にとくに不満があるわけでもない。しかし彼の悩みは夜、眠れないこと。ふらふらと行き着いた怪しげな店で「睡眠薬」を手にいれたニッキは、やっと眠りについたが……?

みどころ

夢と現実をいったりきたりする「君の名は」方式の作品で、映画的にすごく目新しいかというとそうでもありません。

が、本作はすごくよかったです。本来ならちゃんと紹介しないといけないのだと思うのですが「よかった!」以外に言いようがありません。

パワン・クマール監督が従来の資金調達を嫌い、クラウドファンディングで資金を集めて制作したというのも異色ですし、日本円にして800万円ちょっとで制作された作品が海外でも高く評価され、6倍あまりの興行収入を稼いだというのも異色です。

カンナダ語映画という、南インド映画のなかでも地域色が強く他者が入り込みづらい世界で、丁寧に丁寧にローカルを描いておきながらグローバルに普遍の「幸せとはなにか?」を問う。格差社会のなか、同じ街にいながら、いっぽうは昔ながらのザ・インドの庶民といった暮らしぶり、いっぽうはスタイリッシュな都会の生活。

庶民のほうの暮らしがほんとうにリアルで、野菜の名前を叫びながら売り歩く八百屋さんとかね、家の中の壁の色とかね、涙が出るほど「私がよく知っているインド」。

今からでも観られる人はぜひ観ていただきたい! と思った作品です。やっぱりすごいよインド。

予告編はこちら


5/27(土)〜6/2(金)、ユジク阿佐ヶ谷にて上映決定!
インド映画「チャーリー -Charlie-」もどうぞよろしくお願い致します。

公式サイトはこちら

さっくりどんな映画か知りたい人はこちらをチェック!
“チャーリー -Charlie-“Naverまとめ


アンジャリ、ブログはじめました
人生に必要な知恵はすべてインドから学んだ -印流楽しいこと案内人、インドで食っていこうと奮闘なう-

投稿者: アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)
Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。