「バーフバリ 王の凱旋」12月29日ロードショー決定!

みんなー!!! 今日は超嬉しいお知らせが飛び込んできたよー!!!

私、アンジャリが心から愛する「バーフバリ 王の凱旋(Baahubali2: The Conclusion)」がついに上映日解禁です!

年内に公開の言葉通り、配給会社ツインさん、やってくれました、年の瀬も迫った12月29日より、東京・新宿ピカデリー、丸の内TOEIほかで全国順次公開!

嬉しいです! いやーめでたい!

前編の「バーフバリ 伝説誕生」をおさらいしたい人は渋い日本語吹替つきのブルーレイとDVDが発売されていますのでぜひ!

アンジャリが本年6月にインドでひと足お先に見てきたときのテンション高めの鑑賞記はこちらです(差し支えない程度のネタバレありです)。

“バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)”を観てきました!

予定調和にぶちこまれる驚き

インド映画にはお決まりパターンというものがあります。最近はちょっと凝ったどんでん返し的な脚本の作品も登場していますが、だいたいインド映画で名作と呼ばれてきた作品は、最初から結末が読める場合が多いのです。

たとえば歌舞伎のように、みんなが知っているお話をベースに、それをどう見せるか、ということに重点を置いていて、予定調和のなかに突如ぶち込まれてくるとてつもない驚きを楽しむ、そんな世界といえましょう。

すべての回が特別なOne and Only

「バーフバリ 王の凱旋」は、ストーリーとしては安定した王道の作品。ともすれば新鮮さがなくなってしまいがちな王道路線ですが、なんのなんの、圧倒的な作品の力で、全世界興行収入1億4100万ドル超えの超絶大ヒットとなっています。

登場人物の顔がみな同じに見えたりする(らしい)ので、すこしだけ予備知識を仕入れてから鑑賞したほうが、場合によってはより楽しめたりするかもしれません。

インドでは帰国便に乗り遅れそうになりながらも2回観て、さらにインドから取り寄せたブルーレイですでに20回くらい鑑賞していますが、いまだ観るたび血沸き肉踊ります。初見の鮮やかな驚きが何度も蘇ります。

日本上映の話をしていたら、同じくインドで「王の凱旋」を何度も鑑賞した友人が、赴任先の某国から「年末年始、日本に帰国しようかな」とひと言。いったい何度観るつもりなのかしらと問うてみましたらば。

すべての回が特別なOne and Only

わかる! わかるよ! まさにそれです! 何度でも観たい、そんな作品です。

理想の王であり、理想の夫であり、理想の息子であり、理想の父であるバーフバリは、全方向型の神であり、見飽きることなどないのです。

前編「バーフバリ 伝説誕生」ではアクションや戦闘シーンが多く実は乗り切れなかった乙女にも(乙女じゃないけど私です)、より普遍的なドラマ性が高まった後編である「バーフバリ 王の凱旋」は刺さりまくること間違いなしです。




日本公開はテルグ語版

配給会社ツインさん、やってくれました。日本公開のバーフバリは、オリジナル原語のテルグ語版です。

北と南では大きくテイストが違い、さらに地域(言語)ごとの映画界があるインドにおいて、東西南北、全土で異例の大ヒットを記録した「バーフバリ 王の凱旋」。

インドでは地域ごとに吹替版が上映されました。全土に広く公開されたヒンディー語版、南インド・タミルナードゥ州周辺向けのタミル語版、南インド・ケーララ州周辺向けのマラヤーラム語版、そして、本作が製作されたお膝元である南インド・アーンドラ・プラデーシュ州周辺向けのテルグ語版。

私が鑑賞したのは首都デリー。北インドです。よって、観たのはヒンディー語版です。封切りから時間が経っていたのもあり、原語での上映館はどこを探してもデリーでは見つからず、悔しい思いをしました。

日本上映ならではの特典

この吹替版、どのみち言葉の違いは分からないから、と日本人にはあまり関係ないと思われがちです。

しかし、北インドのヒンディー語はインド・ヨーロッパ語族、原語である南インドのテルグ語はドラヴィダ語族。

ヒンディー語がどことなく西洋の響きを含むのに対し、舌を丸めて上顎につける独特な母音が入るテルグ語は、西洋の言葉にはない、南インドの言葉に特徴的な響きがあります。

そして、肌の色を薄くしたら西洋人に見えそうな北インド人とは違い、南インド人はいかにもインド的な顔立ちをしています。

主人公バーフバリはまさに「ザ・南インド」な風態なので、ヒンディー語よりも断然、原語のテルグ語が似合うのです。

ヒンディー語吹替版の声優もひじょうに渋くてかっこよかったのですが、それはアナタ、本人の声以上に本人のいでたちに似合う声はありません。

熱烈なバーフバリファンの私の友人などは、原語テルグ語版で鑑賞したくて州をまたいで小旅行して上映館に赴いていました。

ところが海外輸出も含めた市場としてはヒンディー語版のほうが圧倒的に大きいためか、国外での上映はヒンディー語版が多かったようです。インドで発売されたブルーレイやDVDもヒンディー語版でした。私が手に入れたのもヒンディー語版です。

そんなわけで、日本で見られるテルグ語版はとってもとっても貴重なのです。発売されるであろう円盤も永久保存版になること間違いなしです。

そんなわけで、大興奮アンジャリ、年末年始は毎年インド行きがあるのですが、今年は「バーフバリ 王の凱旋」の日本公開を見届けたく、ただいま日程を再検討中。うーん、インドにないインドが観られる、ほんとに嬉しい機会で、楽しみでなりません!

保存保存保存保存

保存保存保存保存

投稿者: アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)
Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。