民よ歌えマヒシュマティ国歌を

来たる12月29日に、いよいよ日本公開される「バーフバリ 王の凱旋」。

本年前半に前編の「バーフバリ 伝説誕生」を鑑賞してから、待ちに待ったという人も多いのではないでしょうか。

後編をインドで鑑賞してきたときの興奮さめやらぬレポートはこちら

公開に合わせ、Masala Pressでは本作を100倍楽しめる勝手に応援記事を少しずつ挙げていく予定です。

まずは第一弾、劇中歌について。いくつかある劇中歌のなかから、最初に聴いておきたい一曲をご紹介します。



劇中歌の重要な位置づけ

「初見の鮮烈さを楽しみたいから、一切の事前情報を絶って新作に臨む」という映画の見かた、インド映画の場合はすこしだけもったいない気がします。

とりわけ劇中歌については、単なる効果音的な添え物ではなく、物語の背景や進行にも重要な意味を持つため、その曲にあらかじめ馴染んでいることが、より作品を深く楽しめる要素ともいえるのです。

インドの多くの映画作品では、公開前から劇中歌を少しずつラジオやテレビやYoutubeなどで公開し始め、人々がすっかり歌を覚え口ずさめるころに、ロードショーが封切りされるという段取りが慣例となっています。

慣れ親しんだ曲が映像と合わさることで、「ああ、こういう場面だったのか!」「そうか、こういう意味だったのか!」という発見があって、「初見の鮮烈さ」がより強調されるとでもいいましょうか。

特にこの作品のようにてんこ盛りの大サービス娯楽作品は、多少のネタバレなど軽く凌駕するほどの隠し球がいやというほど飛んできます。情報量の多さにかえってポカーンとすることも多いので、劇中歌だけでも馴染んでおくと、フルスロットルで作品を楽しめると思います。

ただ「バーフバリ 王の凱旋」に関しては、インド本国でもここ数年で一番の桁外れの話題作だったのもあり、流出を恐れてか事前情報はあまり出さず、本編公開後に一曲ずつYoutubeで公開していくという、いつもとは違う戦線を展開していました。

マヒシュマティ王国の国歌

前編である「バーフバリ 伝説誕生」で流れた「マヒシュマティ国歌」といえるであろう曲、後編の「バーフバリ 王の凱旋」でも登場します。

その使われ方の対比がとても暗示的で、ひじょうに重要な曲になっています。前編で同じ曲を観たからこそ、というゾクゾクが味わえる場面です。

というわけで、マヒシュマティ王国の民の皆さん、国歌、歌えるようになりたくありません?

そんなあなたに、ひらがな歌詞を以下に。

映像は前編「バーフバリ 伝説誕生」から。この映像もぜひ目に焼き付けてから後編を鑑賞していただきたいのであります。


まーへしゅまてぃ さむらーじゅやむ
マヒシュマティ王国

あすまーかむ あじぇーやむ
我らが不屈の王国

ああ すーるや ちゃんどら たーらー
太陽、月、そして星が

ゔぁるだたーむ あび ゔぁるだたーむ
いつも輝いている

どぅるべでぃやむ どぅるにりーくしゅやむ
吉祥なる 輝ける

さるゔぁ しゃっとぅ ばやんがらむ
最高の権威をたずさえた国

あしゅゔぁ ちゃとぅらんが さいやむ
四肢のゆるがぬ騎馬隊のように

ゔぃじゃやだーむ でぃぐ ゔぃじゃやだーむ
栄えに栄える 勝利と平和の地

まーへしゅまてぃ ぎゃがなすぃーれー
マヒシュマティ王国の栄光は高く空にとどろく

どぅらーじゃてー にらんだらむ
あしゅわ でゃや あでぃてゃむ
我らの旗には登る朝日と

にはすゔぁるな すぃむはさな どぅわじゃん
雄馬を従えた黄金の王座


WOWOWでは12月23日(金)22時から前編「バーフバリ 伝説誕生」の放映があります。未見の方は後編の前に必見です!

もう観た方も後編公開の前のテコ入れ、復習にぜひ!

詳細はこちらをクリック


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「人生に必要な知恵はすべてインドから学んだ」印流楽しいこと案内人、インドで食っていこうと奮闘なう

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アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)

Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。

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