【公開記念特集】バーフバリ生誕の地へ-1

照りつける強烈な太陽に浮かぶ、縮尺を間違えた感じのマヒシュマティ王国の景色。

年末、そして週末のラモジ・フィルム・シティは観光客でごった返していた。

インド映画ファンなら一度は訪れてみたい憧れの場所である。

今年の6月にデリーで”バーフバリ 王の凱旋”を鑑賞して以来、ずっと熱にうなされたようにバーフバリに恋い焦がれ続けていた。

やっと来られた!

広大な敷地内にいくつものセットがあり、なかには街を丸ごと作ってしまった一角もある。

デリーのインディラ・ガンディー空港とムンバイのチャトラパティ・シヴァージー空港のセットが徒歩5分程度の隣にあったりもする。



そんな広大な敷地内でも飛び抜けて広大な、200エーカーの広域撮影用エリアを抜けた先に、バーフバリの主だったセットが集められている。

インド人観光客のレビューを見ると「バーフバリはCG処理が多いから撮影セットは大したことない」と書かれているものも多い。

撮影セットが集まっている一角に到着するとこの壁にやられる

しかし、あなどるなかれ。

まず、そのサイズ感にやられる。流れてくる音楽や、あの台詞、この台詞にやられる。

入り口には「マヒシュマティ王国へようこそ」。泣く……

ファンの心をくすぐるちょっとしたアイテムが散りばめられている。

われわれ以外に日本人、いや、外国人は皆無。外国籍はいるかもしれないが、非インド系の姿はまったく見ない。

インド人の、インド人による、インド人のための場所。この素晴らしい映画を作り出したインドという国の誇り。

ちょっともう今日は胸がいっぱいでこれ以上書けない。

距離的にも、カオスなインドでも指折りのカオスだらけのオペレーション的にも、訪れるのはなかなか大変だけれども、日本のバーフバリファンを根こそぎここに連れて来たいと、今日はそればかりを思っていました。

続きます。

アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)

Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。

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