歴史大作”Padmaavat”日本上映1/25から




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※1月30日現在、すべての上映が終了しています。※追加上映が決まり残すところ3月10日にも上映があります。詳しくはSpacebox Japanさんのサイトでご確認ください。

長くてごめんなさい、最後に申込サイト(英語)の申し込み手順の解説があります!

とんでもない新作がインドと同時公開

日本のインド映画ファンは待ちわびていたのです。まだインドでも未公開なので、この新作“Padmaavat”(パドマーヴァト)とにかく観ていただきたい! としか書きようがありません。

“バーフバリ 伝説誕生”や”バーフバリ 王の凱旋”で「インド映画ってもしかしてすごいんじゃ?」と気づかれたそこのアナタ。

バーフバリとはまた違った世界観ではありますが、まごうことなき超大作が、なんと、インド公開の2018年1月25日と同じタイミングで、日本で、映画館で、観られます!

堂々たる予告編はこちら。騙されたと思って、これだけでも、とりあえず観てください。

その他、公式Facebookページより拾い集めた画像など。

この人、絶世の美女の王妃です

ざっくりいうと、この王妃を巡って大戦争が巻き起こるというストーリーです

いわくつきの超大作

緻密で重厚な絵作りで知られるサンジャイ・リーラー・バンサリ監督の最新作、”Padmavati”が公開される予定だったのは、2017年12月1日のことでした。

この監督は過去にも大作を撮っており、日本にも、いや世界中に熱烈なファンが多いのです。

ところが、題材となるのが歴史上の実在の人物で、その人物の名誉を汚すということで、末裔といわれる人々が上映反対を唱えたのをきっかけに、急進右派の政党の政治家までもが異論を唱え、主演女優に殺害予告まで出回るという事態に。

実はこの監督の作品でこのような騒動になるのは初めてではなく、前作も前々作も、歴史上の人物や実在する民族グループを題材とし、似たような騒動が巻き起こりました。

インドの映倫にあたるCBFC(中央映画検定局)その他との協議で、タイトルを”Padmavati”から“Padmaavat”に変更し、さらにいくつかの編集上の措置を取ることで、ついに封切り日が決定しました。

タイトルから”a”が増えて”i”がなくなっただけですし、外国人には大した違いがあるとも思えず、早くとも3月といわれていた延期の公開日程が早まった経緯はよくわかりませんが、とにかくです、公開が決まりました! めでたい!

ただし上映は英語字幕

遠く離れたインドに行かずとも、列に並ばないインド人と戦いながらチケットを確保せずとも、日本で穏やかに、しかもインド公開と同じ日に鑑賞できるのは素晴らしいことです。

が、ひとつ、重要な難点があります。それはロードショーではなく自主上映で、英語字幕という点です。

多くの方が、ここで「じゃーいいや、観なくても」と思われることでしょう。

いやしかし。

ここで諦めるわけにはいきません、Masala Press!

この大作が、今後、日本でロードショー公開される見込みは、神のみぞ知る、です。前作、前々作も自主上映や映画祭上映はありましたが、一般公開には至りませんでした。

本作の上映権は数千万円単位と推測されるので、認知度の低い、上映時間の長い、「どうせ、歌って踊るんでしょ」という作品を買おうという配給会社さんが出てくる可能性、あまりないと思われます(水面下で交渉が進んでいたら嬉しいな)。

言葉がわからないのは確かに大きな障壁ではあります。

でも、それでもアナタに観ていただきたいのです、今後、インド映画を1ジャンルとして「普通に」日本で観られる土壌を、実現していくために! それがこのMasala Pressを立ち上げたそもそもの理由です。

この監督の緻密な作りの映像の力はとても大きく、あらすじを押さえておけば、置いてけぼりにならずにすみます(あらすじは後日フォローします!)

だから、都合つくなら、いや、都合つけて、観てください! Trsut me!!!

インド映画って、昔のエロ本みたいだと思うんですよ。日本以外ではアジア各国(インド映画がすでにポピュラーなシンガポール、マレーシアはもとより、近年は中国や韓国でも)でもけっこう上映されているのに、なぜか日本ではまともに観る機会が極めて少ないのです。袋とじになっていたり、モザイクがかかっていたり、見たいのに見られないもどかしさ、やっとハサミをいれて中身を見られたときの高揚感、そして期待通りの「すごい! モロ見え」だった満足感、ほんと、たまらないんです。あ、エロ本じゃなくて、やっと観られたときのインド映画の話ですが。

在住インド人による自主上映

去年はやや下火にはなりつつありましたが、映画を愛すること日本人の比ではないインドの人々が「日本にいたって最新作を映画館で観たいのだ!」という思いで、1日だけの上映権を買い、ごく仲間内といった範囲で上映会を始めたのは数年前のこと。

その後、各言語、地域のコミュニティごとに同じような団体が出現し、一時期、関東近郊では週末ごとにどこかで上映会がありました。そこに日本人のインド映画ファンもちょっとお邪魔するという現象が現在も続いています。そのあたりの経緯はこちらをご参照ください。

その中でも精力的に、定期的に最新作を上映し続けているSpace Box Japanさんが、今回の上映の主催です。

Space Box Japanさんについて

南インド・タミルナードゥ州出身の代表者のほか、日本人スタッフもおり、いくつかある自主上映団体のなかで頭ひとつ飛び抜けて上映実績が多く、運営も良好な団体です。

ロードショーではなく貸館での開催なので上映の日程は限られますが、これまでにすでに30本近くの新作を上映しています。

サイトや連絡メールは英語が中心になりますが、とてもしっかりした運営をされているので「怪しい」ということはありません(Masala Pressは直接の繋がりはありませんが、上映に参加する一会員としてお世話になっています)。

追記:インド本国での上映延期に伴い、日本上映も延期またはキャンセルになることもあります。本作も当初の12月公開の延期のため、いったんキャンセルになった経緯があります。それを「不確実」と思うかどうかは個人の判断ですが、そもそも自主上映ですので諸々含め「これもインドなのだ」とご了承の上、お楽しみいただければ幸いです。

上映スケジュール

料金:大人2,800円、小人1,200円(子ども料金適用は5歳〜15歳)

【2D上映】
2018年1月28日(日) キネカ大森 18:00開演

【3D上映】
2018年1月25日(木)
イオンシネマ市川妙典 20:00開演

2018年1月25日(木)
神戸国際松竹 18:30開演

2018年1月26日(金)
イオンシネマ茨木 20:00開演

2018年1月26日(金)
イオンシネマ市川妙典 20:00開演

2018年1月27日(土)
イオンシネマ海老名 15:00開演

2018年1月27日(土)
イオンシネマ市川妙典 15:00開演

2018年1月27日(土)
イオンシネマ大野城 15:00開演

2018年1月28日(日)
イオンシネマ市川妙典 15:00開演

2018年1月28日(日)
イオンシネマ名古屋茶屋 15:00開演

ヒンディー語音声・英語字幕による上映です。
※一般ロードショーではないので、お問合せは劇場ではなくSpacebox Japanさんへお願い致します。日本語でも大丈夫です。

お申込み手順

英語サイトなので、初めて申し込む方のために簡単な手順を記しておきます。

1)まずはSpacebox Japanさんのサイトへアクセス

2)右上の“Login”をクリックします。

3)ログイン画面が出るので、左下にある“New User”をクリック、新規登録へ進む。

4)”Register”とある下の空欄に以下を入力。

Email Address(Eメールアドレス)
Password(パスワードを設定)
Confirm Password(パスワードを再入力)

First(下の名前)
Last(苗字)

Date of Birth(誕生日、年・月(プルダウンで選択)・日の順です)

Sex(性別)
Male(男性)Female(女性)

Tel(電話番号、頭の”0″を抜いた番号を入力、ハイフンなしでOK)
Mobile(携帯番号、頭の”0″を抜いた番号を入力、必須、、ハイフンなしでOK)

Address(住所)
〒の後に郵便番号を入力

以下、2つある空欄に番地から入力
(例)1-2-3 Shinjuku Shinjuku-ku Tokyo

その下にあるのはよくある誓約文で、登録の有効範囲、登録の売買や移転の禁止、法的措置が必要な場合は東京都の管轄である旨などが記載されています。

5)最後に“Register”を押します。

6)登録したEメールアドレスに仮登録メールが届くので、文中の

“Please click here”をクリック、これで本登録完了です。

7)登録したEメールとパスワードでログインする。

8)左上の”Movies”のプルダウンメニューからUpcoming Release(s)”を選び、2Dか3Dを選択してクリック。※2018年1月17日現在、2D上映は1館1日程のみ。

9)一覧の日程(下記を参照)から申し込む日程を選び「時間」(“20:00″など)の部分をクリック。日程部分を押しても反応しないようです。

10)Adult(大人)、Kids(子ども)の人数を、それぞれ“Qty”の下に数字で記入する。

11)”Payment Details”の下にある、“Select Payment Type”で、“Pay at Theatre”(劇場で支払い)か、”Bank Transfer”(銀行振込)を選択します。銀行振込で前払いすると事前に席を選べるようです。ここでは”Pay at Theatre”を選んでおきます。

12)一番下にある、“Confirm”ボタンを押す。

これで“Booking details  from SpaceBox”というメールが届けば申し込み完了です。

さあ、あなたもぜひ、めくるめくインド映画の世界へGO!!!!

アンジャリ(Anjali)

アンジャリ(Anjali)

Masala Press代表・印流楽しいこと案内人。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒。学生だった1997年にバックパッカーとして単身インドを訪れ3ヶ月を各地で過ごす。以後、インドの舞踊と映画に心酔。ガイドブックなどのライターを経て旅行会社に就職、インド専門添乗員を務めるも、2001年からはインドとロンドンを拠点に放浪生活を送る。2006年に本帰国、外資系証券会社に再就職、10年間の会社員生活を経て、現在、インド映画の印流ブームを興すべく奮闘中。

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